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平林牧子トリオ - シュアリー

MAKIKO HIRABAYASHI – SURELY

21世紀のピアノ・トリオ・アルバムの新たなるマスター・ピース!
―日本盤限定ボーナスCD付デラックス・エディションー

北欧より彗星のごとく登場し話題となったデンマーク在住ピアニスト、平林牧子。ピアノ・トリオ・ファンに衝撃を与えた前作「ハイド・アンド・シーク」に続く待望のトリオ第3作が遂に完成!
マイルス・グループに所属した唯一の女性プレイヤー、マリリン・マズールのドラム&パーカッションと敏腕ベーシスト、クラウス・ホウマンとのコラボレーションから生み出される驚くべきサウンド・クォリティーと洗練されたグルーヴ感!
尚、日本盤は本国ヨーロッパでは配信のみで予定されているトリオ+ストリング・カルテットとクワイアとの共演による壮大なヘンデル・プロジェクトをボーナスCDとして追加し2枚組としたスペシャル・デラックス・エディション。

日本盤限定ボーナス盤:”Mysteries of Life  The Hendel Project”
「ヘンデルの生地、ハレで毎年行われるヘンデルフェスティバルで、”ジャズミュ-ジシャンによるヘンデル” という企画があり、エンヤのエ-ジェントを通して、何か私なりにヘンデルを表現できないかと言う話が、2011年の終わりころありました。~その後、弦やクワイヤも入れたいと段々話が大きくなり、ヘンデルフェスティバルでは難しいということになって、結局プロジェクトを担当していた人が、変わりに彼自身がオ-ガナイズしているWomen In Jazzというフェスティバルのプログラムに組み込まれるよう手配してくれたのです。地元の弦楽四重奏、クワイヤとの共演となりましたが、歴史のある街で、”私のヘンデル”を受け入れ、新しいものを一緒に創り上げることに最高な環境をつくってくれた関係者全ての人々に、心から感謝しています。」……平林牧子(ブックレットコメントより抜粋)

曲目リスト
1. シュアリー
2. ムーン・ベルズ
3. アサンダー、アサンダー
4. ライフ・オブ・ア・カクタス
5. ステッピング・オン・イット
6. ブラック
7. 沖縄賛歌
8. 鷲と天使
9. パラシュート・シティ
10. 涙の景色
11. パラドックス
12. チャレンジ
13. インディゴ

マズール&ホウマンとの鉄壁トリオによる第3段

デンマーク・コペンハーゲンを拠点にピアニスト・コンポーザーとして活躍する平林が、母国日本で高く評価されるようになったのはまだこの2,3年のこと。ドイツ名門レーベルであるエンヤから発表された『Hide and Seek』『Makiko』の日本盤がリリースされたのがきっかけだが、今回の作品はその続編ともいえるアルバムだ。マイルス・デイヴィスのバンドに在籍した唯一の女性マリリン・マズールと、その夫であるクラウス・ホウマンという、今世紀初頭から活動を共にするふたりのサポートを得て、いかにも北欧らしい透明感と、リリカルで幻想的な音の世界を表現している。彼女のピアノの最大の魅力は、端正なリズムとクラシカルな空気感の中に、ジャズや現代音楽の語法をスパイスのようにまぶすあたりだと思うが、そんな方向性は健在。高い芸術性と崇高な精神性を感じさせるオリジナル曲の数々は、彼女が作曲家としても一流であることを改めて教えてくれる。また、もともとは“音楽の母”ヘンデルゆかりの音楽祭で「ジャズ・ミュージシャンによるヘンデル」として企画された音源が、ボーナスCDとして付属しているのも嬉しい。ここではトリオに弦楽四重奏団とコーラス隊が加わったライヴ演奏を聴くことができるが、スケールの大きさと臨場感は抜群だ。お買い得感の高い、事実上の“2枚組”アルバムとなっている。 –「ジャズライフ12月号」2013/11/14

印象的な旋律、新鮮な和声、多彩な律動、それらが統合された曲には彼女ならではの香りがただよっている

平林牧子は、多彩な活動を展開しながらも、Enjaでは一貫してクラウス・ホウマンとマリリン・マズールを加えたトリオによる作品を録音し続けてきた。これは、05年録音『マキコ」、08年録音『ハイド・アンド・シーク』に続く第3作。8年間で3枚とペースはゆったりしているが、その分、この8年でトリオとしての可能性は格段の広がりを見せ、聴く者を楽しませる余裕と緊張感とが両立するようになってきている。01年に活動を始めたこのトリオは、今やレギュラー・グループとして稀に見る水準に達していると言ってよいだろう。そして、この新作では彼女の持つコンポジションの才がこれまでになく際立っている。印象的な旋律、新鮮な和声、多彩な律動、それらが統合された曲には彼女ならではの香りが漂っているし、何よりも作曲と即興演奏とのごく自然な融合が素晴らしい。さらに、ヘンデルの音楽、特に『メサイア』に触発されて彼女が書き下ろしたトリオ、弦楽四重奏、クワイアのための作品がボーナスCDとして付属。これまたヘンデル音楽の本質を鋭く捉えた見事なプロジェクトだ。 –「ジャズジャパン12月号」2013/11/21

1990年にバークリー音大を卒業後、デンマークに移り住んだピアニスト。2009年の『ハイド・アンド・シーク』(Enja)が話題になったが、これはそれに続くトリオ作。マリリン・マズール(ds,perc)&クラウス・ホウマン(b)夫妻と組んだトリオは発想が斬新で、個々の曲がどのように展開するのか分からない面白さに満ちている。全曲自作。沖縄音階を用いた曲も。2枚目にはヘンデル・プロジェクトのライヴ音源が追加されている。こちらは弦楽四重奏と合唱団が加わる壮大なオリジナル曲集。才気あふれる演奏だ。 –「CDジャーナル12月号」2013/12/1

CD (2013/11/22)
ディスク枚数: 1
フォーマット: Deluxe Edition, Limited Edition
レーベル: MUZAK